新着情報
News
高齢者施設のお食事 薬膳の日・行事食
2025/09/19国際薬膳師より
9月の特別食 ・薬膳の日【脾をいたわる/重陽の節句】
・行事食【敬老の日】 のご紹介です。
まずは薬膳の日。
9月9日は 重陽の節句、またの名を菊の節句 です。
菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んだりして、不老長寿を願う行事です。
夏から秋に移行していくこの時期は、のどの 乾燥や肌のかさつきなど潤い不足の症状、
抵抗力低下によるウイルス感染、肌や粘膜の防衛力低下の諸症状などが出始めます。
それらの症状は、肺の乾燥が原因により おこります。
秋は肺が頑張る季節ですが、頑張りすぎると弱ってしまいます。
肺が弱ると上記の症状がでます。
肺は、乾燥を嫌う臓器ですが、空気も乾燥し始めるこの季節、肺に潤いを与えて
元気にしてあげると、症状が緩和されます。
そんな秋に食べるとよい食材を使用した 9月の薬膳の日のメニューをご紹介します(*^▽^*)
<9月の薬膳の日メニュー>
● 白身魚の菊花あんかけ
● 山芋とほうれん草の柚子和え
● 根菜の味噌汁
● 季節のフルーツ(梨)
重陽の節句にちなんで、菊花あんを使ったお魚、
肺を潤す 山芋や梨など、秋の食養生メニューになりました。
続いて9月15日の敬老の日。
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」であります。
感謝の気持ちを込めて、普段より少し贅沢なお食事を楽しんでいただけたらと思います。
<敬老の日メニュー>
● 赤飯
● 天ぷら【天つゆ】
● 高野豆腐の玉子とじ
● おすまし
● ぶどうゼリー
天ぷらはやはりごちそう感があって、皆様に大変喜んでいただけました。
日本は平均寿命と健康寿命の差が約10歳あります。
10年間、何らかの健康被害を抱えながら生活するという意味です。
日常生活における「栄養」「体力」「社会参加」「口腔ケア」の「3プラス1」に注目し、
少しでも元気で楽しい時間が長く続くよう、食の視点から
お手伝いできれば幸いです。
次回10月はご当地食「鹿児島県」です。
お楽しみに♪
高齢者施設 配食サービス もぐもぐ 大阪市 生野区 特別食 行事食 薬膳食 敬老の日 天ぷら 秋の薬膳 肺を潤す 白の食材 梨 レンコン 山芋