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食材のちょっとためになるお話「しょうが」

2024/01/10食材豆知識

もぐもぐの栄養士 兼 野菜ソムリエプロです♪

 

だんだん寒さが厳しくなりつつありますが、

カラダを温めると言えば 生姜 が一番に思いつくのではないでしょうか。

今回は そんな生姜のお話をさせていただきます。

 

 

ポイント1  生と加熱で効果が180度逆

 

ジンゲロールとショウガオール

ショウガはカラダを温める効果が高い食材として有名です。でも生のショウガは温め効果はほとんどありません。

生のショウガに含まれるジンゲロールは殺菌や血流をよくする、免疫力アップの効果があります。

血流が良くなり一時的に発汗し、かえってカラダを冷やすことになる場合も。

ジンゲロールは加熱または乾燥させるとカラダの熱を作るショウガオールに変身します。

体内の糖質や脂肪を燃焼させて内から熱をつくります。ただ、100℃を超えると働きを失うため、

炒め物や高温調理には注意!低温でじっくり火を入れることで最大30倍のショウガオールをゲットできます。

 

 

ポイント2  おろしショウガのジンゲロールは3分で1/2以下

すりおろしショウガを使用する場合は必ず食べる直前におろします。

殺菌作用のあるジンゲロールは空気にふれると酸化し、働きを失います。

3分で50%もダウン。

細かく刻めば刻むほど空気にふれやすくなるので、すりおろしではなく、

切り方に工夫をして ジンゲロールを守りましょう!

 

 

ポイント3  ぽかぽかショウガの作り方

ショウガオールを増やすには100℃以下の加熱で乾燥させるのがポイント。

100℃のオーブンで1時間、これを繰り返し乾燥させます。

天日干しなら1日ほど。

スープや紅茶に浮かべたり、調味料に入れておくのもgood!

 

 

ポイント4  選び方

①表面に傷がなく、ハリとつやが良いもの。

②均一な黄金色のもの。

③塊が大きいほうが繊維質が少なく使いやすい。

➃新ショウガは皮が白く、ふっくらしており、ツヤのあるもの。

 

 

ポイント5  保存方法

新聞紙で包み、風通しの良い冷暗所で2週間。

キッチンペーパーで包んでポリ袋へ入れ冷蔵庫保管で1~2週間。

一かけずつまたはスライス、みじん切り、すりおろしてラップに包み冷凍庫保管1ヶ月。

 

 

ポイント6  生姜の種類

【根ショウガ】

ひねショウガと呼ばれるもの。秋に収穫した生姜を2カ月以上保管し、出荷する。

皮が黄金色になり繊維質が形成され香りと辛味が強くなる。

 

 

【新ショウガ】

ハウス栽培で夏に収穫される赤い根のついたもの。

秋の収穫で保管せずに出荷されるもの。繊維が柔らかでみずみずしい。

 

 

 

 

 

生姜に温め効果があるのは ご存じの方も多いと思いますが、

実は生のままではダメなんですね~!

 

カラダを温めたいときは ぜひ加熱してからお使いくださいね(*^▽^*)

 

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

 

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